ブログ京都四条烏丸店

丹波の黒豆について

寒気きびしき折柄、皆様いかがお過ごしでしょうか。本日は丹波の黒豆についてお話させていただきたいと思います。丹波の黒豆とは兵庫県の篠山市近辺で生産された黒豆を言います。また、京都の丹波長の山間部のものも同じです。高級食材の丹波の黒豆についてお話させて頂きます。

 

丹波の黒豆の特徴

黒豆

丹波の黒豆の特徴として、まず他の豆に比べてとても大きいことが挙げられます。丹波地方は日中の蒸し暑さと冷え込む夜の寒暖差が激しく、そこに雨が適度な量降ってくることにより良質な土壌ができると言われています。そこで栽培されることで良質かつ大きいサイズの黒豆が出来るというわけです。それに、味が濃くて、光沢をもつ上品な見た目も備えています。

一般的な黒豆は開花してから70日ほどで成熟しますが丹波黒豆は100日ほどかかります。ゆっくり時間をかけて成熟することで、コイ味の豆や大きいサイズの豆が出来るのかもしれませんね。さらに、丹波の黒豆は手作業で丁寧に収穫されています。今や機械化が進み、手作業で 収穫しているところは少なくなりました。しかし、この手間暇をかけて収穫するからこそ高級品として世の中に出回っていくのでしょう。

他の黒豆は1キロ1500円くらいの値段ですが丹波の黒豆は1キロ4000円ほどするようです。かなりの値段差がありますが間違いなく美味しいのでこの値段は納得していただけるはずです。

 

丹波の黒豆の食べ方

 

やはりこの時期はお節料理に使われることが多いですよね。煮物が一番おいしいのではないでしょうか。

それでは黒豆の煮方についてお話させていただきます。

まず、鍋に水、砂糖、濃い口しょうゆ、塩を入れます。黒豆は水洗いしておいてください。沸騰したら黒豆を入れ火を止めたら10時間ほどふたをしておきます。

その後火つけて強火で沸騰させます。吹きこぼれに注意してください。そのあと弱火にして煮ます。蓋はしたままでいいです。柔らかさを確認したら火を止めて冷まします。

好みの硬さはあるかと思いますが基本的には3時間程度がいいかと思われます。煮汁が少なくなり、豆が出てしまうとうまく煮れないので煮汁が少なくなったら水を足すようにしましょう。そこにだけ気を付ければ簡単にできるはずです。是非作ってみてくださいね。

 

丹波の黒豆の栄養素

豆の生産地

黒豆は大豆と同等にたんぱく質が豊富に含まれます。また、ビタミン類、ミネラル類も多く含まれています。大豆には含まれないアントシアニンが含まれていることが大きな特徴です。アントシアニンの働きは目の網膜にあるロドプシンの再合成を活発にしてくれる働きを持っています。この再合成がうまくいかなくなることで目の疲れやカスミ、ぼやけなどにつながると言われています。

さらに、活性酸素を抑えてくれる働きもあります。これにより体の酸化を防ぎ、若さを維持、生活習慣病の予防などの効果にも期待が持てます。

ビタミン類も非常に多く含まれていますので、栄養補給にも期待できます。また、大豆ペプチドが含まれていますので肉体疲労、脳疲労の両方をバランスよくケアしてくれる働きを持っています。畑の肉と言われるだけありますよね。

 

今回は丹波の黒豆についてお話させていただきました。高級食材ではありますが、体には抜群の効能を持つ食材です。是非召し上がっていただき、体の中からケアしていただきたいと思います。

 

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。

 

 

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