ブログ京都四条烏丸店

貴船祭について

貴船祭とは、毎年6月1日に行われている貴船神社のお祭りです。貴船神社と言うと、参道沿いを流れている貴船川での川床風景が有名ですが、初夏の風物詩である貴船祭も忘れてはいけません。

本日は、貴船神社最大のお祭りである「貴船祭」についてお話させていただきたいと思います。

貴船神社について

貴船神社
毎年貴船祭が行われている貴船神社は、全国に点在している貴船神社の総本宮で、1300年以上前に創建されたとされている、非常に長い歴史を持っている神社です。京都の中心部から車で約40分ほど離れた鞍馬山の麓に位置している貴船神社では、四季折々の美しい景色を堪能することができるため、季節を問わず多くの観光客で賑わっています。
「今日の奥座敷」としても知られている貴船神社は、貴船川の上流に位置している神社であることから、「止雨の神」として古くから崇敬されています。日本でも有数のパワースポットであり、生命力アップのご利益があるとされてると共に、恋愛のパワースポットにもなっているため、若い女性の三尾愛車が多いのも特徴です。
また、貴船神社と言えば「水占い」というおみくじも人気の一つです。「水占い」とは、まずたくさんある紙の中から1枚を選びます。それを、神社内の「御神水」という池に浮かべると、文字が浮かび上がってくるという大変ユニークなおみくじなのです。

貴船祭について

貴船神社
冒頭でも触れたとおり、「貴船祭」とは貴船神社の例祭で、毎年6月1日に行われています。貴船神社最大とも言われている貴船祭は、まず午前11時から本宮で神事が行われます。樂辰會の楽人たちによって、雅びやかな舞楽が奉納されると、午後1時ごろには神輿が本宮を進発して、奥宮へと向かいます。この奥宮では、子供たちが神石の「船形石」に「おせんどんどん」という声を掛け合いながら、「千度詣」を行ないます。「千度詣」の「船形石」は北極星になぞらえたものであります。その昔、大阪から皇母の玉依姫がここへ来る際に乗っていた黄船が人目につかないように石で覆ったものだと言われているのです。
そして、この奥宮の境内では、千度詣の他に「出雲神楽の奉納」も行われます。出雲神楽とは、島根県の出雲地方に伝わる伝統芸能です。貴船祭で奉納されるのは、八岐大蛇退治の神話を再現した神楽です。
なぜ、京都の貴船神社で出雲(島根県)の伝統芸能が奉納されるのかと言うと、貴船の神は「タカオカミ」という水源を守る神とされていて、この神は京都の他にも全国各地で500社ほど祀られているのです。貴船祭の出雲神楽は、出雲の貴船神社の出雲神楽団によって奉納されます
「出雲神楽の奉納」が終わると、お神輿は再び本宮へ戻り、還御祭が行われると無事に貴船祭も締めくくられるのです。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。

ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。

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