ブログ京都四条烏丸店

2019.8.28

京番茶の魅力について

京番茶の魅力と言えば、やはりあの独特な風味でしょうか。初めて飲む方は驚くかもしれませんが、個性の強いスモーキーな風味は、思わずクセになってしまうおいしさで、実際にリピーターの方も多いのだそうです。

本日は、京番茶の魅力についてお話させていただきたいと思います。

京番茶について

京番茶
そもそも番茶とは、日常的に飲む「普段使いのお茶」であると同時に、価格が安いお茶を意味します。
京都では、一般的に「番茶=京番茶」のことを指し、スモーキーで独特な風味が特徴です。京番茶は、「煙くさい」「焦げくさい」などと感じられることが多いですが、その独特な風味がクセになってしまう、魅力的なお茶でもあるのです。
スモーキーな強い香りが特徴的ではありますが、意外なことにカフェインは少なめですので、妊娠中の方やお子様など幅広い方が楽しむことができるお茶とも言えます。飲み方に関しては、ホットでもアイスでもおいしさは変わりませんので、季節に合わせてみてもいいですね。

地域によって異なる番茶の種類

京番茶
一言で「番茶」と言っても、地域によってそれぞれ特徴が異なります。

京番茶は、大きくて硬い葉や枝を刈り落としたものを原料とします。とても大きな葉ですので、そのまま蒸して揉まずに乾燥させ、炒って作ります。炒る際に生じるスモーキーなフレーバーが、京番茶の魅力です。

また、岡山県の「美作番茶(みまさかばんちゃ)」も代表的な番茶として知られています。美作番茶は、その名の通り岡山県美作で作られているお茶で、その歴史は古く室町時代にまでさかのぼるのだそうです。淹れたお茶の香りは、ほうじ茶に似ていますが、美作番茶も揉む工程が行われていないため、まろやかな味わいが特徴です。ほんのりと甘くてすっきりとさわやかな風味なので、好みは分かれにくい番茶かもしれないですね。

徳島に古くから伝わる「阿波晩茶」も、有名な番茶の一つです。成長した茶葉のみを使用しているためカフェインが少なく、妊娠中の方も安心して飲むことができます。緑茶に多く含まれる渋み成分(テアニン)も少ないので、甘みを感じることができます。阿波晩茶は、重石を乗せて14日〜30日程度発酵させて作るのが特徴です。

スモーキーでクセの強いので、好みが分かれやすいかもしれませんが、一度飲んだらクセになり他のお茶では物足りなさを感じる方も少なくありません。ぜひ、みなさんも機会があったら召し上がってください。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。

ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。

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