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節分祭の始まりと由来とは?
節分祭と言えば、2月3日に行われる豆まきや、その年の方角を向いて食べると良いとされる恵方巻を思い浮かべる方が多いかと思います。しかし、「なぜ2月3日なのか?」「なぜ節分の日には豆をまくのか?」みなさまはご存知でしょうか?
本日は、「節分祭」についてお話させていただきたいと思います。
節分の始まりとは?
節分とは、本来は季節の変わり目である立春や立冬などの前日を指す言葉でした。現代では、2月3日だけが「節分」と呼ばれていますが、その理由は4つの季節の中で春の始まりである立春が最も重視されていたためだとされています。昔は、立春は新年の始まりでもあったので、その前日である節分の日には、新しい年を迎えるにあたって厄をお祓いするために、豆まきが起こなわれるようになったのです。
なぜ、厄を祓うために豆をまくのかと言うと、大豆には邪気を追い払う力があると考えられていたからです。また、炒った大豆を鬼の目に投げつけることで「鬼退治ができた」と言う言い伝えなども存在しています。
京都で行われる節分祭について
ご家庭などで豆まきを楽しむ方も多いかと思いますが、京都でも節分祭が毎年各地で行われています。
◆吉田神社節分祭
期間:2月2日~4日
料金:無料
吉田神社で行われる節分祭は、室町時代から続いている伝統的な一大行事です。2日と3日は境内におよそ800もの露店が並び、大変賑わいます。
◆八坂神社節分祭
期間:2月2日~3日
料金:無料
八坂神社の境内にて行われるのは、華やかな舞踊や舞楽奉納です。また、2日と3日は16時よりにぎやかな豆まきも行われます。
◆壬生寺節分会
期間:2月2日~4日
料金:無料
壬生寺では、2日と3日に狂言堂で重要無形民族文化財である「壬生狂言」が行われます。また、家内安全のご利益があるとされている素焼きの炮烙(ほうらく)を奉納するという、他の寺院では見られない珍しい風習もあります。
いかがでしたでしょうか?ここで今回ご紹介させていただいた節分祭はほんの一部ですが、他にも様々な寺院で伝統的な節分の行事が行われます。ぜひ、この期間に京都にお越しの際は、京都ならではの節分祭を楽しんでみてはいかがでしょうか。
当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。
ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。