ブログ京都四条烏丸店
2020.3.3
丸鍋の魅力
京都ではスッポンの鍋のことを「丸鍋」と呼びます。
スッポンの甲羅の形が丸い形をしているところから、この名がついたついたと言われます。
京都にはこの丸鍋の名店があります。
ここでの丸鍋の作り方は一子相伝と言われ300年以上の歴史があります。
京都の地下水、独自の鍋、熱源はコークス、1,5kg以上の大型のものを使用するなど
他店にはない作り方で多くの食通を魅了してきました。
昔から“スッポンに一度噛みつかれると雷が鳴るまで離さない”と言われるほど強い生命力があります。
スッポンの栄養価は非常に高く、古来より疲労回復、滋養強壮など様々な効能があるとされてきました。
有名なのが甲羅の裏についている良質のコラーゲンです。
コラーゲンはご周知の通り、女性の美肌効果に優れています。
その他、スッポンに多く含まれるアミノ酸は疲労回復、集中力記憶力UP,二日酔い予防、など多岐に渡ります。
京都には丸鍋を提供する料理店が多くあります。
高温でしっかり加熱する必要がる為、土鍋を使用します。
日本酒と水、ごく少量の調味料で味付けするのが一般的です。
これによりスッポンの持つ臭みが消え、特有の深みのある旨味が出ます。
具は焼いた白ネギ、焼餅のみ。これに絞った生姜を入れ完成です。
お鍋の締めは雑炊で、これもまた格別です。
寒い季節はこの“丸鍋”が最高のご馳走です。
当店では、寒い冬の時期に美味しく頂ける出汁しゃぶやすき焼きをご用意させて頂いております。
是非ご来店下さいませ。
ご予約はこちら:https://yoyaku.toreta.in/muromachi-hyoto/#/
瓢斗四条烏丸店
店長 山本