ブログ京都本店
狐の嫁入り巡行について
みなさま、「狐の嫁入り巡行」をご存知でしょうか?
京都では毎年行われる風物詩のイベント。
本日は「狐の嫁入り巡行」についてお話しさせていただきます。
狐の嫁入り巡行
「狐の嫁入り」という言葉を耳にしたことがあるかと思いますが、天気雨のことを「狐の嫁入り」と呼ばれます。
なぜ天気雨なのかというと、昔から狐はタヌキと同様に妖怪とした言い伝えがあります。化ける妖怪として、天気雨は晴れているのに雨が降り、「まるで化けているかのようだ」というところから「狐の嫁入り」と呼ばれるようになりました。
また、嫁入りの際に提灯を持っていたことから「狐火のようだ」という印象があることに関係があるそうです。
天気雨が降る所は農業が盛んになり、子孫を繁栄するという意味でとても縁起が良いとされています。
「狐の嫁入り巡行」とは、白無垢の姿をした花嫁さんが狐のお面をして人力車へ乗り、提灯を持った行列と供に灯路を巡行することを言います。
これを経験した花嫁さんはとても良い思い出となりそうですね。
イベントについて
京都では毎年3月に東山花灯路というイベントが開催されていますが、今年は3月6日〜3月15日まで行われます。
具体的な内容は、歴史的建造物がある通りに2000個以上の行灯が設置され幻想的な世界が演出されます。とても美しく毎年100何人以上の観光客の方が参加されています。
(点灯時間は18:00〜21:30です。)
青蓮院・円徳院・高台寺・清水寺ではライトアップされ、八坂神社では舞妓さんによる舞のイベントなども合わせて行われる予定です。
◆「狐の嫁入り巡行」は3月8日〜3月17日の期間で毎晩行われます。(19:00/20:00で毎日2回行われます。)
巡行場所は、知恩院三門前〜高台寺となっております。
伝統的で一見斬新とも思える「狐の嫁入り巡行」は、とても幻想的な雰囲気を感じることができ、見ているだけでもとても良い経験になります。
ちなみに花嫁さんは18歳以上の女性を一般公募の中から毎年選ばれ行われているようです。
「狐の嫁入り巡行」を見ることも縁起が良いとされていますので、この機会に是非足を運んでみてはいかがでしょうか。
当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。
ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。