ブログ京都四条烏丸店
紅葉名所「東福寺」
京都の紅葉名所として知られる「東福寺」。周辺に25の塔頭(山内寺院)を持つ規模の大きなお寺であり、紅葉時期には毎年多くの人が訪れます。
本日は「東福寺」についてお話しをさせていただきたいと思います。
東福寺について
東福寺は奈良の東大寺と興福寺の名前を一文字ずつとり名付けられたお寺であり、九條道家により1236年〜1255年まで19年を費やして完成したといいます。
また東福寺は伽藍(がらん)面と称されており、お寺が備える諸施設を総して”七堂伽藍”といいますが東福寺は禅宗のお寺として大変大きな七堂伽藍を誇り、圧倒的な大きさを体感することができます。東福寺の魅力は自然だけではなく、建築物や庭などいたるところが見所となっているのです。
東福寺の紅葉
東福寺の境内には約2000本の紅葉が植えられており、ここでは”通天もみじ”と呼ばれる葉先が3つに分かれている紅葉が有名となっています。
毎年11月中旬頃から色づき、11月下旬から12月初旬頃までが見頃となっています。
東福寺で見る紅葉の絶景スポットといえば”洗玉潤”。境内を流れる川の周囲に広がる渓谷が洗玉潤となっており、洗玉潤に架かっている通天橋や臥雲橋からはとても綺麗な紅葉を見ることができます。
また紅葉時期のみ公開される塔頭(たっちゅう)といえば「光明院」「龍吟庵」「勝林寺」。
「光明院」には重森三玲の造った庭”波心の庭”があります。その庭園と周辺に色づく紅葉は大変美しく、見所となっています。「龍吟庵」には3つの庭があり、南側には”無の庭”と呼ばれる白い砂の庭があり、西側には”龍の庭”と呼ばれる白砂と黒砂の庭、東側には”不離の庭”と呼ばれる赤石が敷かれている庭があります。紅葉がゆったりと楽しめる場所として人気の高いスポットです。
「勝林寺」は美と縁結びに御利益がある神様、吉祥尊天像が祀られており”吉祥紅葉”と呼ばれる美しい紅葉を見ることができます。
ご機会がありましたら是非足を運んでみてはいかがでしょうか。
当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。
ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。