瑠璃光院の新緑

京都市左京区上高野にひっそりとたたずむ瑠璃光院は自然と調和した庭園が有名であり、春になると鮮やかな緑の世界が広がります。
本日は「瑠璃光院の新緑」についてお話しをさせていただきたいと思います。

瑠璃光院について

京都市、八瀬に位置する寺院「瑠璃光院」は平安貴族や武士の間で古くから安らぎの場として親しまれてきました。ここは岐阜市に本坊を置く浄土真宗無量寿山光明寺の支院であり本尊は阿弥陀如来です。
元は別荘として造営されたものでその敷地面積は１万２０００坪ほどであり、数寄屋造りの建物と日本庭園を有しています。瑠璃光院は紅葉スポットとして有名ですが、美しいのは紅葉だけでなく春にみることができる”青紅葉”もまた魅力的です。
通常は非公開となっていますが新緑の季節と紅葉の季節には特別拝観が開催され、幻想的な風景を一目見たいと多くの観光客が訪れます。

瑠璃光院の見所

現在見られる建物と庭園は大正末期から昭和にかけて、名工である中村外二が数寄屋造りの建物として改築しました。また自然を借景とした庭園は佐藤右衛門たちによるものとされています。
敷地内には「瑠璃の庭」や、茶室から広がる天に駆け上がるような龍を水と石で表現された「臥竜（がりょう）の庭」、山門から玄関に続く「山露路の庭」などいくつかの庭があります。
特に見所とされているのは、玄関からすぐ二階に上がった書院から見える”瑠璃の庭”の青紅葉の景色。鮮やかな緑の世界が印象的な場所です。また、黒い机に庭の青紅葉が反射している様子も幻想的な世界を演出しており、見所の一つとなっています。
三つの庭以外にも建物や庭のそこかしこに優雅な美しさが垣間見れるので、ゆっくりと眺めていただきたいです。さらに参道には百種類以上のカエデが植えられているので、楽しみながら建物に続く参道を歩くことができます。

瑠璃光院の近くには同じく青紅葉を名所とする蓮華寺もございますので、合わせて寄ってみてはいかがでしょうか。
ご機会がありましたら是非、青紅葉を満喫しに訪れてみてください。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。

ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。