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三千院もみじ祭
10月28日から11月28日まで、大原三千院では「もみじ祭り」が行われています。
京都の中心部から離れた大原は、盆地にあるため気温の寒暖差が激しく、紅葉の色鮮やかさは格別です。
皆さま、歴史ある三千院で、紅葉を愛でてみませんか?
本日は、大原三千院の紅葉、もみじ祭りについてお話をさせていただきます。
三千院の紅葉
紅葉の名所として知られる大原・三千院、毎年10月28日から11月28日は、三千院「もみじ祭」の期間です。
三千院の紅葉の見頃は、例年11月中旬から下旬です。
大原三千院は、天台宗の寺院で代々皇子・皇族が住職を務めてきた門跡寺院です。
歴史ある三千院には、多くの文化財が安置されてますが、中でも国宝の阿弥陀三尊が祀られている往生極楽院は、小さなお堂ですが優美な姿で紅葉との取り合わせは必見です。
また、約50mの三千院までの石垣と茶店に挟まれた参道も、張り出したカエデの枝の赤で彩られた見どころです。
彫刻家の杉村孝さんが手掛けた愛らしい「わらべ地蔵」が庭園や律川沿いなど各所に置かれ、一体一体違う表情を見て回るのもおすすめです。
もみじ祭の期間中は、秘仏の金色不動明王が特別に開扉され、普段は見られない貴重なお姿を目にできまます。
10月28日(木)11:00から、秘仏 金色不動明王御開扉護摩供奉修が行われます。
詳しくは、公式ホームページでご確認ください。
▶▶▶三千院公式ホームページ
三千院の2つの庭園
京都市指定名勝となっている2つの美しい庭園があります。
池泉観賞式庭園の「聚碧園」と池泉回遊式庭園の「有清園」。
四季を通じて楽しめる庭園ですが、秋にはまた紅葉がとても美しく趣があります。
「聚碧園」
江戸初期の武将にして、茶人でもあった金森宗和が修築したと伝えられています。
苔むした一面の緑と、丸く刈り込まれたサツキに、赤と黄の木の葉が美しい調和を見せます。
隣接する客殿の縁側には緋毛氈が敷かれ、有料のお茶席を設置されていますので、紅葉を楽しみながら、お茶をいただくことができます。
また、客殿では写経も有料で体験することができます。
「有清園」
客殿から渡り廊下を抜けたところにある宸殿から、有清園を眺めるのがおすすめです。
杉木立に囲まれ、一面苔に覆われた庭に色づいた葉が美しく降り積もると、苔の青、紅葉の赤、黄色が映えて見事なコントラストとなります。
木々の合間から眺める「往生極楽院」の姿も、堪能していただきたいポイントです。
6種類の御朱印
御朱印を集めているという方が近年多くいらっしゃいますが、三千院では、6種類もの御朱印をいただけます。
御朱印の授与所は3ヶ所のお堂で、金色不動堂、観音堂、円融蔵です。
それぞれで扱う御朱印が異なります。
・客殿 薬師如来の御朱印
・客殿 阿弥陀三尊の御朱印
・金色不動堂 金不動尊の御朱印
・金色不動堂 弁財天の御朱印
・観音堂 聖観音の御朱印
また、限定の御朱印もあり、一つはもみじ祭りの金色不動明王の御開帳時。
それと毎月28日に、金字で「金色不動尊」と書かれた限定御朱印がいただくことができます。
志納料
限定御朱印は500円、それ以外は300円。
新型コロナ感染拡大予防のため、御朱印の授与方法や院内の施設利用が変更や休止となっている可能性がありますので、お出かけ前には確認の上、お出かけ下さい。
山あいの自然の中、心落ち着く時間を過ごせるのが三千院です。
深まる秋と紅葉の賑わいを堪能した帰りには、当店にお立ち寄り下さいませ。
当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。
是非一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。
皆様のご来店心よりお待ちしております。