ブログ京都四条烏丸店

ご利益たくさんの八坂神社

 

京都の四条通りのメインストリートを東の突き当りまで進むとデーンと大きな鳥居が立ち誇っております。

 

八坂神社,鳥居,神社

 

こちらが日本三代祭『祇園祭』で有名な八坂神社です。この風景を見ると京都の繁華街に来た!と実感します。

 

今年は去年に続き、コロナの影響で祇園祭の中止が決定しました。

京都の夏最大のイベントが中止になり、寂しい気持ちでいっぱいです。

 

八坂神社には本殿のほかに、縁結びや方位除け、美人祈願や商売繁昌など

さまざまな利益に通じた神様を祀る境内社が16も点在しています。

八坂神社,

 

人出がほとんど無い現在の境内は写真のように閑散といていますが、今年も茅の輪くぐりはありました!

茅,茅の芽,

茅の輪くぐりとは、茅(かや)で作った大きな輪をくぐることによって

心身を清め、無病息災や厄除け、家内安全を願う行事です。

 

粽,粽飾り,わら

また、この時期になると京都の軒先では「蘇民将来子孫也」の文字の入ったちまき飾りを目にする事が多くあると思います。

こちらは昔、南海を旅した須佐之男命(スサノヲノミコト)が、日が暮れ泊まるところに困っていると、

貧しくとも心豊かな蘇民将来(そみんしょうらい)が須佐之男命を自分の家に泊め、手厚くもてなしました。

須佐之男命は蘇民将来の善行に大変感激し、

「後の世に疫病あらば、 汝、蘇民将来の子孫と云いて、茅の輪を以ちて腰に付けたる人は免れなむ。」 と言い残し、

去っていきました。

 

以来、蘇民家は茅の輪のおかげで、疫病が流行ってもその災いから免れ代々栄えました。

そして、いつの頃からか伊勢地方では、注連縄に魔除けとして「蘇民将来子孫也」 の札を下げるようになったと言われています。

 

その故事にちなみ、祇園祭では「蘇民将来之子孫也」の護符を身につけて祭に奉仕します。

 

2020年にこのような大規模な感染症が流行るとは誰も予想していなかったと思います。

少しでも早い終息を願って神頼みをし、信仰の大切さを再確認し、

自らと向き合い生きるとは何かを改めて考える時間として捉えていきたいものですね。

 

 

祇園祭は中止ですが、鉾町周辺では厄除けのちまきや記念品などは販売しておりますので

是非熱中症対策の上京都にお立ち寄り頂き、雰囲気だけでも味わってみてはいかがでしょうか?

 

当店は祇園祭の中心地に位置しておりますので、

このタイミングで京都観光にお立ち寄りの際はお食事と観光をセットで楽しんでいただけたらと思います。

 

 

四条烏丸店 近藤哲也

 

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