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京都仁和寺の御室桜(おむろざくら)

春になると、京都の仁和寺を華やかに彩る「御室桜(おむろざくら)」という種の桜をご存知でしょうか?

本日は、京都仁和寺の御室桜(おむろざくら)についてお話させていただきます。

御室桜(おむろざくら)とは

御室桜
毎年春になると、仁和寺の金堂前には「ソメイヨシノ」、鐘楼前には「シダレザクラ」などが華やかに咲き乱れ、そして中門内の西側一帯では「御室桜」を鑑賞することができるのです。

御室桜(おむろざくら)とは、遅咲きの桜で、他の種類の桜の木と比べて背が低いという点が特徴です。
なぜ御室桜の木は背が低いのかというと、植えられている場所の土に含まれている酸素や栄養分が少ないということに理由があるそうです。
高さが約2mの御室桜は、背が低いことによって目の前で美しい桜の花を観賞することができるため、他の種類の桜では味わうことのできない光景を目にすることができます。

京都で最も遅く咲く桜としても有名な御室桜の見頃は、毎年4月上旬~4月中旬とされています。仁和寺には約200本の御室桜が植えられているため、ピークの時期になると美しい淡いピンク色の花が咲き誇っている光景を見ることができるでしょう。

京都仁和寺(にんなじ)について

仁和寺
仁和寺(にんなじ)は、888年に光孝天皇と宇多天皇によって建てられたお寺です。
もともとは、光孝天皇の勅願で建設が始まったのですが、完成する前に崩御されてしまいました。その意思を引き継いで仁和寺を完成させたのが、宇多天皇というわけです。

「徒然草」に登場し、世界遺産にも登録されている仁和寺は、真言宗御室派総本山の寺院として知られています。
広い敷地内では、多くの国宝や重要文化財を見ることができます。その中でも、特に注目したい仁和寺の見どころは、重要文化財に指定されている「五重塔」です。この五重塔は1644年に建立された高さが36.18メートルもの大きな姿が特徴的です。
また、国宝にもされてる「金堂」も見どころです。現存する紫宸殿では最古のものであるこの金堂は、1613年に御所で建立されたものを移築したものなのです。金堂を鑑賞する際は、金堂の屋根に注目してみてください。そこには亀の上に乗った人の瓦があり、永遠の象徴だと言われています。

その他にも、仁和寺には国宝となっている「観音堂」や、かつては宇多天皇が住んでいた「御殿」など、見どころはたくさんありますので、じっくりと散策しながら鑑賞するのもいいですね。

仁和寺は、京都府内では2位の人気のお花見スポットです。
歴史的な建物と美しい桜の花の調和は、非常に素晴らしいもので、古都京都ならではの光景です。
桜のピークは一瞬出過ぎてしまいますので、「今年は見逃してしまった!」という方は、ぜひ遅咲きの御室桜を鑑賞されてはいかがでしょうか。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。

ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。

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