ブログ京都四条烏丸店

夏の逸品、宇治金時

夏の風物詩であるかき氷のトッピングに用いられ、人気が高い宇治金時。甘過ぎず、上品な味わいが特徴的な宇治金時は古くから親しまれている和のスイーツの一つです。
本日は「宇治金時」についてお話しをさせていただきたいと思います。

宇治金時の由来

宇治金時について
宇治金時は「宇治」と「金時」を組み合わせた言葉であり、「宇治」は最高級の茶である宇治茶が由来しています。京都の茶の産地として有名な地名であり、抹茶を連想させることからその名が付いたと言われています。
「金時」は童話に出てくる金太郎のモデルとなった坂田金時の名前が由来しており、かき氷のトッピングの餡や小豆のことを指しています。
平安時代後期の武士であった坂田金時は、幼少期の頃は金太郎と呼ばれていました。一説によると、金時は赤い肌を持っていたことから赤い小豆のことを「金時」と呼ばれるようになったと言われています。

宇治金時の歴史

宇治金時の発祥については詳しく分かっていませんが江戸時代には食べられており、当時はかき氷に砂糖と抹茶をかけ、その上に餡を乗せて食べていたといいます。
現在用いられている抹茶に水と砂糖を加えたシロップとは少し異なっていることが分かります。
また、宇治金時はかき氷を好んだ戦国武将によって作り出されたという説があり、最初にきび砂糖に抹茶をかけた宇治氷が誕生し、甘い物が好きだった徳川家康がそれに餡を乗せて食べたことが始まりと言われています。

綺麗な緑色をした宇治に上品な餡が合わさった宇治金時は時代を越えても夏の逸品として高く評価されています。

宇治金時と抹茶あずきの違い

宇治金時と抹茶あずきの違い
お店によって「宇治金時」と表されている場合と「抹茶あずき」と表されている場合があると思いますが、そもそも宇治金時の表記使用にあたり宇治茶を使用しなければならないというルールはありません。
なので、宇治金時と表されていても他の産地の茶が使われていることも多く、結果的に宇治金時と抹茶あずきには違いがないのです。

いかがでしたでしょうか。是非、夏の逸品「宇治金時」を味わって夏の疲れを癒してはいかがでしょうか?

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。

ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。

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