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聖護院蕪と聖護院大根の違いは○○!

聖護院蕪と聖護院大根の違いをご存知でしょうか?寒くなってきて、旬の時期を迎えた蕪と大根ですが、いずれも京野菜である聖護院蕪と聖護院大根ですが、その見た目からそれぞれの違いは、わかりにくいものです。

本日は、聖護院蕪と聖護院大根についてお話させていただきたいと思います。

聖護院蕪と聖護院大根の違いについて

聖護院大根
スーパーで売られているような一般的な蕪と大根は、丸い形が蕪で細長い方が大根と一目瞭然ですが、聖護院大根は蕪のような丸々とした形をしているので、蕪のようにも見えてしまうのです。しかし、次のようにこれらには明らかな違いがあります。

◆太っている部分が違う
大根とは、文字通り根の部分が太っているものですが、それに対して蕪は胚軸の部分が肥大したものなのです。胚軸とは、最初に出てくる双葉と根の間の茎の部分のことです。
大根と蕪では、蕪の方が煮崩れしやすく柔らかいですよね。これは、胚軸の細胞膜が薄いことによるものなのです。

◆葉の形が違う
見た目だけで見分けるには、葉の部分をチェックしてみましょう。大根の葉はゴワゴワとしているのに対して、蕪の葉は柔らかいのが特徴です。それらの特徴は、一般的な大根と蕪はもちろん、京野菜である聖護院蕪と聖護院大根にも当てはまります。

◆植物としての違い
さらに、聖護院蕪と聖護院大根では植物としての違いもあります。聖護院蕪は、アブラナ科アブラナ属であるのに対して、聖護院大根はアブラナ科ダイコン属です。

聖護院大根の味わい方

聖護院大根
京都の冬の味覚に欠かせない聖護院大根は、千枚漬けが有名ですよね。しかし、その他にも聖護院大根のおいしさを堪能することができるおすすめの味わい方があります。

大きな丸大根である聖護院大根は、甘みが強く、とろけるような食感が特徴ですので、煮物やおでんなどにして食感まで楽しむのがおすすめです。

聖護院蕪の味わい方

大きいものだと、なんと重さが2~5㎏、直径15㎝ほどにもなる聖護院蕪は、日本最大級の蕪としても知られています。肉質が柔らかく上品な味わいが特徴の聖護院蕪は、千枚漬けに使用されることも多いですが、蕪蒸しも有名です。また、細切りにしてサラダに加えたり、あえ物などに使用しても美味しく味わうことができます。

一見すると、見分けるのが難しい聖護院蕪と聖護院大根は、どちらも京都の冬の味覚です。聖護院蕪と聖護院大根を使った温かなお料理で、冬の寒さを乗り越えましょう。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。

ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。

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