京都の宿坊

いつの季節に訪れても、四季折々の美しい景色と伝統的な建築物との融合が素晴らしい京都は、世界的にも有名な観光地として知られていますよね。その魅力から、何度も京都を観光で訪れる方も多いのではないでしょうか？そんな方々には、京都の魅力をさらに感じることができる宿坊がおすすめです。

本日は、京都の宿坊についてお話させていただきます。

宿坊とは

沙羅双樹の庭が見える本堂。

「宿坊(しゅくぼう)」とは、お寺や神社の宿泊施設のことを言い、これらは元々僧侶や参拝者が宿泊するための施設でした。しかし、現在では増加の一途をたどる観光客のための宿泊施設として使用されているところも多くあります。その中でも、京都にはお寺や神社が多く点在していることから、宿坊も他の地域と比較すると多いと言われています。

始めて利用する場合は、「敷居が高いのでは？」「厳しそう」などといった不安や疑問もあるかもしれませんが、モダンなホテルのような雰囲気の宿坊もありますので、お好みに合わせて選んでみるのも楽しいですね。
また、最近では本格的な修行のような体験ができたり、精進料理や写経、朝のお勤め体験ができるなど、宿坊によってさまざまな体験をすることができます。

宿坊には、一般的な旅館やホテルにはない「門限」がありますので、観光のスケジュールをしっかりと管理することが必要です。また、シャンプーやドライヤー、その他のアメニティは用意されていないことが多ので、持参するなどして自分で用意しておきましょう。

京都の宿坊について

鹿王院　庭園

京都の宿坊では、僧侶の生活をはじめ、修行を体験したり精進料理をいただくなどといった、一般的なホテルや旅館ではなかなか味わうことのできない体験を楽しむことができます。

宿坊には、大きく分けて３つのタイプがあります。一つ目は、お寺や寺院の建物そのものに宿泊するタイプです。女性のみで宿泊する場合は、少し不安に思われるかもしれませんが、ほとんど場合が女性限定となっていますので、女性の一人旅でも安心して利用することができます。そして、二つ目のやイプは、お寺や神社と同じ敷地内にある建物への宿泊です。お寺や寺院そのものに宿泊する場合、利用する建物は木造であることがほとんどですが、こちらのタイプだと比較的新しい建物が使用されています。最後に、三つ目のタイプはお寺や寺院が運営している少し離れた場所に位置している宿泊施設です。

数ある京都の宿坊の中でも、特に最近注目されているのが、「鹿王院（ろくおういん）」です。
嵐山エリアにひっそりと佇む鹿王院は、喧騒から離された京都のわびさびを感じられる、女性限定の宿坊です。夜の門限がありますが、19時半と、宿坊にしては遅めの時間で設定されていますので、京都の観光もしっかりと楽しむことができます。美しいお庭と心にしみる精進料理を楽しむことができる鹿王院は、何度も訪れるリピーターも多いそうです。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。

ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。