ブログ京都四条烏丸店

2021.1.22

初午

みなさま「初午(はつうま)」をご存知でしょうか?”聞いたことはあるけど意味や由来までは知らない”という方も多いかもしれません。
本日は「初午」についてお話しをさせていただきたいと思います。

初午について

初午について
初午とは二月の最初の午の日に行われる祭りのことで、その由来は京都の稲荷山の麓にある伏見稲荷大社にあるといいます。ここは全国におよそ30000社あるといわれる稲荷神社の総本宮であり、奈良時代(711年)、初午の日に穀物の神といわれる稲荷大神が稲荷山に鎮座されたとされ稲荷大神を祀るため”初午祭”が行われたことがきっかけで全国に広がったといわれています。旧暦の初午は春めいてくる時期、豊作を願って稲荷神社に参拝する風習ができ現在も続いているのです。
昔は日付を十二支に当てはめて数えていたので、初午は毎年日にちが変わります。日にちが決まっている行事と違い気づかないうちに過ぎてしまうこともあるかもしれませんね。

初午の定番料理

初午の定番料理
稲荷神社といえば「狐」。狐は稲荷神の使いとされ神様を守る存在であり、狐の好物が油揚げであるということから初午では「油揚げ・いなり寿司」を奉納するようになり現在も定番料理として定着しています。
しかし東日本と西日本ではいなり寿司の形が異なっており、東日本では米俵に見立てた俵型が一般的とされ西日本では狐の耳にちなんで三角型が主流となっているようです。
初午の定番料理となっているのは他にも「団子」や「しもつかれ」という料理もあり、「団子」は繭が沢山できることを願って繭の形に似せて作った団子をお供えしていたことが始まりだといわれています。主に汁物やぜんざいに入れて食べられます。
「しもつかれ」は栃木県を中心とした北関東の郷土料理として親しまれ、鬼おろしですった大根やにんじんに鮭の頭、野菜、大豆、油揚げ、酒粕を入れて煮込んだ料理です。
沢山の家庭で作られたしもつかれを食べると病気にならないという言い伝えがあり、近所で交換して食べるという風習もあるといいます。

2021年の初午は2月3日(水)です。いなり寿司を食べて家内安全を祝ってみてはいかがでしょうか。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。

ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。

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