ブログ京都四条烏丸店

嵐山法輪寺の針供養

京都・嵐山に位置している法輪寺は、小高い丘の上にあるため、京都市内を見渡せるほどの良い眺めであると同時に、有名な行事があります。その有名な行事の一つが、「針供養」です。毎年2月8日と12月8日に行われる「針供養」は、その名の通り「針」を休めるための行事とされています。

本日は、嵐山法輪寺の「針供養」についてお話させていただきます。

法輪寺とは?

法輪寺
京都市左京区に位置している法輪寺は、「嵯峨の虚空蔵(こくうぞう)さん」という愛称で親しまれている仏教寺院です。
法輪寺は、713年に葛井寺(かづのいでら)として建立され、829年に空海の弟子にあたる道昌が虚空蔵菩薩像を安置し、その後、寺号を法輪寺と称したとされています。

虚空蔵菩薩が安置されている本堂前の両脇には、虚空蔵菩薩を守る寅と牛の石像が安置されているため、寅年と丑年生まれの方にご利益があると言われているのです。また、境内には虚空蔵菩薩が姿を変えたとされている、羊の像もまつられています。参拝客は、この羊の像を触ることによって、智恵を授かるのだそうです。

針供養とは?

針供養

針供養は、京都・嵐山の法輪寺で毎年2月8日と12月8日に行われます。
元々は、「皇室で使用された針をご供養せよ」、との天皇の命により始まったと言われていて、現在でも毎年12月の針供養の際には、皇室からお預かりした針のご供養をしているのです。

皇室からお預かりした針の他にも、もちろん一般の方が和裁やミシンなどの針仕事で折れ足り曲がったりしてしまった針の供養も行うことができます。針供養の法要の際は、これまで一生懸命仕事をした針を、柔らかい蒟蒻に刺して休めることで、裁縫の上達を祈るのです。ちなみに、折れてしまった針は危険ですので、缶などの空き容器に入れて納めてあります。

法輪寺で行われる十三参り

十三参りとは、13歳を迎えた少年・少女が成人の儀式として毎年3月15日~5月13日に法輪寺で行われている行事です。十三参りでは、13歳の災難を払い、「成人した後も幸福な人生を過ごせるように」と、智恵を授かるために虚空蔵菩薩に祈願するのです。
なぜ13歳でこの儀式を行うのかというと、13歳とはちょうど干支を一巡し、幼少期から青年期に転換する時期であるためであるとされています。
古くは、天皇家や貴族などといった限られた人々しか参拝できなかったようですが、江戸時代中期の頃から、近畿地方を中心にして、ごく普通の一般の人たちも参拝するようになったのです。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。

ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。

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