ブログ京都四条烏丸店
紅葉の名所をご紹介致します。
霜寒の候、皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
皆さんは何を見て秋を連想されますか?また、秋と聞いてどんな風景を連想されますか?
秋の風景と言えば紅葉とおっしゃる方も多いかと思います。日本には数々の紅葉名所がありますが、紅葉名所が密集していて有名な観光スポットに、京都があります。
本日は、紅葉についてと京都の紅葉名所についてお話させていただきたいと思います。
紅葉について
そもそもなぜ葉の色は変わるのかご存知ですか?まずは紅葉とは何かについてお話ししたいと思います。紅葉とは、葉が落ちる前に落葉広葉樹の葉の色が変化する現象のことを言います。時には、ただ葉が赤く変わること自体を紅葉ということもあるそうです。秋の一時期に一斉に色の変わる紅葉は大変美しく、日本各地で観光名所として賑わっています。特に有名な紅葉にカエデ科のものがあり、これをモミジと呼んで親しんでいます。また紅葉と私たちが言っているものの中には大きく分けると3種類のものがあり、葉が赤色に変わる「紅葉(こうよう)」、黄色の「黄葉(こうよう、おうよう)」、褐色の「褐葉(かつよう)」があるそうです。しかしその区別はとても難しく、全てを総称して紅葉と表現することが多いそうです。そもそも色が変わるのは葉の老化反応の一部と考えられているそうで、同じ種類の木でも個々に紅葉の色が違うなどの差があります。
では、常緑樹に紅葉は無いのでしょうか。落葉樹だけでなく常緑樹にも紅葉する種類があるようですが、緑の葉も一緒に出ていたり、一部しか変わらなかったりとあまり目立たず、知られていないのだそうです。また、秋になり草や低木が紅葉する様子を草紅葉(くさもみじ)というのだそうです。
日本の紅葉は9月に北海道の大雪山から始まり、徐々に南下していきます。桜の見頃を表すのに桜前線と使われますが、同じように紅葉の場合は紅葉前線と呼びます。紅葉自体は始まりから散るまで約1カ月ほどあるそうです。
京都の紅葉の名所
京都は紅葉の名所が沢山あり、京都の観光ピークは桜の頃と紅葉の頃の2回であることでもわかるように、大変人気があります。ランキングなども毎年出ているそうで、清水寺や二条城など沢山の紅葉の見どころがありますが、今日は高台寺、北野天満宮、東福寺についてお話します。
まずは、高台寺の紅葉をご紹介したいと思います。高台寺は慶長11(1606)年に豊臣秀吉の正室である北政所(ねね)が秀吉の菩提を弔うために建立したそうです。開山堂、霊屋、観月台、茶室の傘亭・時雨亭などの開山時に建てた建物も現存しており、見どころは小堀遠州作の庭園です。奥の山の景色までもお庭の一部のように作られた借景庭園は見事の一言で、紅葉はその美しさを更に盛り上げてくれます。夜にはライトアップが施され池に映った紅葉も美しく、妖艶な景色を堪能できますよ。
続いては、北野天満宮です。北野天満宮は梅の名所としても知られておりますが、紅葉も梅に並んで有名です。
特に境内西側のもみじ苑の紅葉は見事で、モミジが約300本、中には樹齢350年から400年のものもあります。ここで祀っている菅原道真公がこよなく愛したとされる縁のあるモミジだそうです。朱色のアーチ状の橋と紅葉の色のコラボレーションが見事ですよ。
そして最後は、東福寺です。東福寺は、月輪山麓にある臨済宗東福寺派の大本山です。本尊には釈迦如来を置き、広大な寺域に伽藍、塔頭があります。紅葉を見るのに特におすすめなのは「通天橋」からの眺めで、紅葉を見るために造られたのではないかと錯覚を覚えるほどの美しさです。
京都の情緒あふれる街並みとともに、紅葉をお楽しみになってみてはいかがでしょうか。
当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。是非一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。
皆様のご来店心よりお待ちしております。