ブログ京都本店

2019.11.7

秋の食材銀杏について

秋になり紅葉のシーズンがやってまいりました。

真っ赤なもみじも良いですが黄色い絨毯のようなイチョウ並木も秋しかお目にかかれない素晴らしい景色ではないでしょうか。

本日は銀杏に関するお話をさせて頂きます。

 

銀杏の木、イチョウは中国産の落葉樹で、夏から秋にかけて果実が黄色く熟します。

この果実には特有の悪臭があり触れるとアレルギー皮膚炎を起こすことがあります。

この果実の皮を取り除き硬いからのある淡い部分をギンナンとして食用とされます。

 

食用になる部分は小さいながらも色々な調理法があります。

茶碗蒸しに入っているのが一般的ですが、煮ても、焼いても美味しいですね。

和食の世界では銀杏をすりつぶして銀杏豆腐や銀杏のすり流しなど秋になれば必ず使用する食材の一つです。

また油で揚げると綺麗な翡翠色になり、塩を振って食べるのが一番のオススメです。

 

そんな美味しい銀杏ですが食べ過ぎると銀杏中毒になります!

これは銀杏に含まれるメチルピリドキシがビタミンB6に似ている為体の中はビタミンB6と同じように使ってしまい結果ビタミンB6ではない為、ビタミンB6欠乏に似た症状が起きてしまいます。

近年では中毒例はあまり上がっておりませんが、戦後すぐの食糧難時代は銀杏しか食べるものがなく大量に食べて中毒が起きた事例がたくさんあります。

日本中毒情報センターによると子供は1度に5個くらいまでに抑えるのが望ましいようです。

食欲の秋、美味しい物が沢山でてきますが、食べ過ぎには注意ですね。

 

朝晩だいぶ冷えて参りました。当店では暖かい出汁しゃぶをご用意しております。

お近くへお越しの際は是非お立ち寄りくださいませ。

皆様のご来店心よりお待ち申し上げます。

 

瓢斗 京都駅前本店

店長 廣瀬真人

 

 

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