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秋茄子は嫁に食わすな。本当の意味
「秋茄子は嫁に食わすな」という言葉がありますが、本当の意味をご存知でしょうか?実はこの言葉の解釈はいくつかあるとされ、ポジティブな意味とネガティブな意味の両方が存在しているのです。
本日は、「秋茄子は嫁に食わすな」という言葉の本当の意味についてお話させていただきたいと思います。
秋茄子は嫁に食わすなの意味
秋茄子は嫁に食わすなの意味は3つの説があります。
1つは秋茄子は美味しいので嫁に食べさせるのはもったいないとの意味で、姑が嫁に意地悪な意味で使われている説です。
2つは1つめの説とは逆に、茄子には身体を冷やす効果があるため、姑が妊娠中のお嫁さんの身体を冷やさないようにと優しく気遣う意味で使われている説です。なぜ、秋茄子は体を冷やすのかと言うと、茄子に含まれているカリウムに理由があります。カリウムには利尿効果があるため、水分が体外に排出される際に身体の熱も奪ってしまうからです。
3つ目は、秋茄子は嫁に食わすなの「よめ」は「夜目」とも書き、ネズミのことを指しているという説です。
秋茄子が美味しい理由
茄子は1年中店頭に並んでいますが、9月から10月が旬です。
この時期の茄子は夏から秋にかけての温度差が大きくなることで、身が引き締まり食感がよく、旨味が凝縮されています。
茄子の栄養成分は水分90%と糖質からなるため、他の野菜と比べると栄養価はそう高い方ではありません。しかし、茄子の皮にはポリフェノールの一種ナスニンが豊富に含まれており、強い抗酸化作用を持っています。
そのため、動脈硬化の予防、眼病の予防、がんの予防、メタボリックシンドロームの予防に効果的です。
このように、茄子に含まれている主な栄養素は紫色をした皮の部分に多く含まれているので、調理する際は皮をむかずに召し上がることをおすすめします。
例えば、「茄子の煮びたし」は茄子を使用した代表的なお料理ですよね。また他にも、麻婆茄子や焼き茄子など、秋茄子のおいしさを存分に楽しむことができるお料理がたくさんあります。
ぜひ、ご家庭でも今が旬の茄子を召し上がってはいかがでしょうか。
当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。
ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。
皆様のご来店心よりお待ちしております。