ブログ京都本店

2019.5.26

鴨川の川床について

鴨川の川床は、いかにも京都らしい風情ある風景を楽しむことができる観光の名所でもありますよね。また、夏の風物詩である「鴨川納涼床」も非常に有名です。

本日は、京都・鴨川の川床についてお話させていただきたいと思います。

川床とは

鴨川の川床
そもそも川床(かわどこ)とは、清流の上に設けられた床で食事をするところのことです。京都を流れる鴨川の川床には、多くのお店が立ち並び、そこでは鴨川が良く見える屋外に作られた座敷でお料理を楽しむことができるのです。
この川床は、決して京都だけのものではないのですが、「川床」と聞くと、京都の鴨川を思い浮かべる方が多いですよね。
京都では、鴨川をはじめとして、貴船や高雄、鷹峯で川床を楽しむことができます。

鴨川の川床の歴史はとても古く、応仁の乱などの戦乱が終わったころの、豊臣秀吉の時代にまでさかのぼります。長い戦乱の時代が終わって平和が訪れると、秀吉は鴨川の整備をはじめました。その後、裕福な商人たちによって鴨川沿いが賑やかになっていったようです。そして、江戸時代になると、鴨川沿いには多くの茶屋が立ち並び、そこから「河原の涼み」の文化が生まれたのだそうです。

現在では、鴨川の川床には老舗料亭をはじめとしてイタリアンやフレンチ、エスニックのお店など、さまざまなジャンルのお料理屋さんが多くあり、気軽に楽しめるお店も増えてきているようです。

夏の風物詩・納涼床

鴨川の川床
二条通から五条通までの鴨川右岸に並ぶ納涼床では、毎年5月1日~31日までを「皐月の床」、9月1日~30日までを「あと涼みの床」として、この期間には夜だけでなくお昼の床も出されます。さらに、6月1日~8月31日までは「本床」と呼ばれ、多くの人々でにぎわうのです。

京都の夏を存分に楽しむことができる京都・鴨川の川床ですが、やはり盆地である京都の夏は非常に暑いものです。暑い夏をできるだけ涼しく過ごすために考えられた川床ですので、真夏にお出かけしてその風情を存分に味わうのももちろんおすすめですが、夏の暑さが少し落ち着いてくる9月頃でのお出かけもおすすめです。

鴨川を吹き抜ける風と清らかな水の流れを感じつつ、京都のおいしいお料理を堪能してはいかがでしょうか。
若い方やお子様連れでも入りやすいお店もございますので、ぜひ機会があったらお出かけしてみましょう。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。

ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。

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