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京都あじさいのお寺のご紹介
「京都あじさいのお寺」というと、どのような風景を思い浮かべるでしょうか?青や紫の美しい紫陽花と、歴史的な寺院との見事な調和は、限られた時期にのみ楽しむことができる貴重な光景です。
本日は、京都であじさいの花を楽しむことができるお寺についてお話させていただきたいと思います。
京都あじさいのお寺について
京都と言えば、秋の紅葉の時期が特に美しいことで知られていますが、梅雨の時期に見ることができる紫陽花と歴史ある建造物との調和も素晴らしいものです。
定番で人気の京都の観光スポットも、紫陽花が鮮やかに彩ることによって新鮮な印象を感じることができます。一度訪れたことがある名所も、ぜひこの機会にもう一度訪れてみてはいかがでしょうか。
今回は、美しい紫陽花の花を観賞することができる京都のお寺をいくつかご紹介していきたいと思います。
■三室戸寺
三室戸寺は、「あじさい寺」とも呼ばれるほど美しい紫陽花を見ることができる紫陽花の名所とも言えます。
1万株に及ぶ紫陽花の花はなんと50種類と、そのスケールの大きさにも驚かされます。さらに、最近話題になっている「ハート形のあじさい」も必見です。日中に見る紫陽花も素晴らしいものですが、夜間にはライトアップも行われるので、昼間とは異なる幻想的な雰囲気を楽しむことができます。
ちなみに、昼間と夜間との入れ替えが行われるため、日中から夜までずっと居続けることはできませんので、注意してください。
■三千院
300株の紫陽花が植えられている三千院のあじさい苑も、梅雨の時期のおすすめ観光スポットです。三千院の紫陽花は、その種類が豊富な事で知られていて、「星あじさい」や「山あじさい」などの珍しい種類の紫陽花も見ることができます。
ここ三千院では、紫陽花が咲く時期に合わせて「あじさい祭り」も行われ、献花や献茶なども見ることができます。
■善峯寺
善峯寺では、約1万株の紫陽花を見ることができる「山あじさい苑」が有名です。
山の斜面に植えられているため、上の方から見下ろすと、その風景は思わずため息が出てしまうほど美しいものです。
京都の街並みと共に紫陽花を楽しめる名所は、他ではなかなかありませんよね。
紫陽花の品種や見頃は?
6月の梅雨時に美しい花を咲かせる紫陽花の原産地は、日本の他に中国や台湾、北アメリカで、5月~7月が見ごろだとされています。
紫陽花の花のように見える部分は、実は葉っぱが変化した「萼」と呼ばれているものです。ピンク色や紫、青などとさまざまな色の紫陽花がありますが、その色は根から吸収される養分によって決まるのだそうです。例えば、酸性であれば青、アルカリ性ならピンク色に変化するのです。
同じ場所で育つ紫陽花でも色が異なる場合があるのは、根が吸い上げるアルミニウムの量に違いがあることが理由だとされています。
雨が降り続いてジメジメとしたお天気が続く梅雨の時期は、お出かけするのが憂鬱になってしまいがちですよね。
しかし、そんな時こそ京都の美しい紫陽花を鑑賞されてみてはいかがでしょうか。
紫陽花と寺院との素晴らしい風景を眺めていると、梅雨の時期も悪くないと感じさせられます。
当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。
ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。