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京都の大陶器市「清水焼の郷まつり」とは?

「清水焼の郷まつり」を、みなさまご存知でしょうか?清水焼の郷まつりとは、京都で行われる大陶器市のことで、京都を中心とした陶器の作家や職人、窯元、問屋さんなどが出店します。

本日は、「清水焼の郷まつり」についてお話させていただきたいと思います。

「清水焼の郷まつり」について

清水焼
冒頭でご紹介したように、「清水焼の郷まつり」とは、京都を中心とした陶器の作家や職人、窯元、問屋さんなどが出店する大陶器市のことで、100店舗以上のテントに50万点以上の陶器と、比較的大きな規模で開催されます

また、大陶器市の他にも、飲食ブースや陶芸体験、さらには京都の特産品も購入することができますので、観光がてら立ち寄ってみるのもおすすめです。

清水焼とは

清水焼
清水焼とは、古くから受け継がれている京都の伝統工芸品で、元々は清水坂周辺の窯元で焼かれていた焼き物を意味していたそうです。現在では、京都市の東山区や山科区の清水焼団地、そして宇治市の炭山などで生産されているものなど、京都で生産されている焼き物のことを「京焼・清水焼」と呼んでいます。

「京焼」とは、もともと江戸時代初期頃から茶の湯の流行によって東山山麓の地域を中心に広がった焼き物のことを指していましたが、今では京焼=清水焼とされているのです。
京都では、茶の湯時代の頃から焼き物も盛んになったのですが、陶器の素材である「陶土」が京都では取れないため、地方から取り寄せていたのです。そのため、清水焼は窯元ごとに使用している陶土が違い、さらには技法もそれぞれ異なっているため、各々の個性が光ってるのです。

清水焼が現代でも変わらずに素晴らしいもので人気が高い理由は、何よりも職人のこだわりによるものでしょう。古くは、江戸時代の頃の職人が顧客の希望に応えようと腕に磨きをかけたことにより清水焼が発展してきたと言われていますが、加えて、大量に生産するよりもいかに質の良い陶器を作り上げるか、という点に重点を置いているところも、その価値の高さの理由だと言えます。

現在でも、京都には300件以上の窯元がありますが、どこも家族や親族のみで行っているこじんまりとしたものであるため、業界そのものは盛り上がりに欠けているような状態なのだそうです。清水焼は、そのほとんどの工程を手作りで行い、大量生産できないため、流通している数にも限りがあるのかもしれませんね。
「清水焼の郷まつり」を機会に、みなさまも一度清水焼の魅力を発見してみてはいかがでしょうか。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。

ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。

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