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冬を彩る寒椿について
本格的な冬の到来を迎えまして、風邪などひかれておられませんか。本日は寒椿についてお話させていただきたいと思います。寒椿は寒さが厳しい時や日の当たらない場所でも色鮮やかで可憐な花を咲かせます。花言葉は、謙譲、愛嬌、申し分のない愛らしさなどがあります。原産国は中国と日本で、11月から2月に花が見頃です。それでは詳しくお話させていただきます。
寒椿の特徴
寒椿はその名前の通り、寒い時期に花を咲かせる椿です。寒椿には大きく分けて二種類あり、中国原産のカンツバキと、カンツバキ群に分けられます。見た目はどちらも違いは少なく、直径が5センチから7センチの八重咲の花を咲かせます。花の散り方にも特徴があります。椿は花ごと落ちてしまいますが寒椿は花弁が一枚一枚ゆっくりと散っていくのが特徴です。木の高さは3Mから1Mほどの高さにまで成長します。高すぎて見上げる必要もなく、ちょうど花を観賞しやすい高さかも知れませんね。
今、よく見られる寒椿は山茶花と交配して作られたカンツバキ群と言う品種のものが多いです。カンツバキ群は非常に山茶花とよく似ており、見分けるのには一苦労です。
そして寒椿は、寒さや日の当たらない環境、大気汚染にも強いと言う特徴を持っています。寒椿はその名の通り寒い時期に咲く花です。寒い時期に家の垣根や公園にひっそりとたたずんでいる印象がありますよね。また、枝が横に伸びていき、芽を出す力が強いという性質を持っています。
寒さにはたいへん強いのですが西日や強風にはあまり強さはないという弱点もあります。それではここで、寒椿と山茶花の違いについてお話していきましょう。
山茶花と寒椿
山茶花の特徴は、花弁が10枚ほどです。その花びらはシワシワになるものが多いです。また、背丈が大きく成長していきます。対して、寒椿は先ほども述べた通り1Mから3Mほどの高さにまでしか成長しません。花弁は14枚以上あるものが多いです。
その他の特徴はほとんど同じですから見分けることはむずかしいようですね。
花言葉
冒頭で寒椿の花言葉は、愛嬌、謙譲、申し分のない愛らしさとお伝えしました。この花言葉がつけられた意味は寒椿の咲いている姿にあります。寒椿は寒い時期にひっそりと健気に咲いています。その姿が控えめな花と言うイメージからつけられたそうです。そして、寒椿は赤系の花と白系の花、ピンク系の花で花言葉が変わります。
赤系の花は、控え目なすばらしさ、慎み深い、高潔な理性、気取らない優美さ、見栄を張らないなどの落ち着いた花言葉を持っています。また、白系の花は、理想的な愛情、誇り、至上の美、最高の愛らしさなどの愛や美に関するものが多いようです。花言葉がつけられています。
そして、ピンク系の花言葉ですが、簡素、静かな趣などのさらに落ち着いたイメージの花言葉がつけられています。また、寒椿は12月8日と12月10日の誕生花とされています。
今回は冬を彩る寒椿についてお話させていただきましたがいかがでしたでしょうか。道端や公園に多く咲いている寒椿を何気なしに見ている方は多いはずです。これからは寒椿の色ごとに違う花言葉を考えたうえでお楽しみいただけたらなと思います。
そして、私も寒椿のように過酷な状況下においても強さを見せることが出来る人間へと成長していきたいものです。
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