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嵯峨野の紅葉
「嵯峨野」は、京都市の中心部からは、さほど距離がない場所ですが、春夏秋冬それぞれに美しい自然を身近に感じることができる京都を代表する観光地です。
本日は、嵯峨野の紅葉の見どころについてお話をさせていただきます。
嵯峨野とは
嵯峨野は、保津川が京都盆地に流れ出て、桂川と名前を変えた土地の左岸一帯を指します。
東には太秦、西には小倉山の山麓、北には丹波高地があり、山地と平地との境に位置する嵯峨野は、風光明媚な土地です。
平安時代以降は、天皇や貴族たちが嵯峨野で遊猟や遊楽を楽しんだといわれており、嵯峨天皇の離宮嵯峨院(現在の大覚寺)・後嵯峨上皇の亀山殿(現在の天竜寺)・藤原定家の山荘などが建てられました。
清少納言の随筆『枕草子』にも、「野は嵯峨野、さらなり」と、嵯峨野を称賛しています。
嵯峨野の紅葉見どころ
嵯峨野の紅葉の見どころをいくつかご紹介いたします。
大覚寺
例年は、11月中旬から下旬ごろが見ごろです。
先ほどもお話をした旧嵯峨御所の大覚寺は、見どころがいくつもあります。
大覚寺は、大沢池を含む広大な山内にはカエデなどが植えられいます。
大沢池・放生池に、朱塗りの「心経宝塔」とその周りの紅葉の景色が池に映る水鏡は、ぜひ多くの方に見てもらいたい風景です。
大沢池の周囲には紅葉と桜が交互に植えられていますが、池のほとりには「もみじロード」とも呼ばれる散策路があり、紅葉のトンネルを歩くことができます。
また大沢池は、「日本三大名月鑑賞地」の一つに数えられるお月見の名所です。
紅葉と合わせて、幻想的な風景を楽しむことができます。
大覚寺のホームページから、紅葉状況、参拝時間などをご確認下さい。
▶▶▶大覚寺公式ホームページ
化野念仏寺
例年は、 11月下旬~12月上旬が見頃です。
化野念仏寺の境内には、千二百の羅漢様を見ることができます。
紅葉のシーズンは、境内の各所で見られる苔に覆われた千二百体の羅漢様を紅葉したカエデが赤色に染めます。
散った紅葉も美しく、苔の群生地の上に赤色のじゅうたんが敷かれたような風景を楽しむことができます。
落ち着いた静かな雰囲気で紅葉を楽しみたい方におすすめです。
化野念仏寺のホームページから、参拝時間などをご確認下さい
嵯峨野トロッコ列車
例年は、 11月中旬~12月上旬が見ごろです。
トロッコ列車に乗って、紅葉を楽しむことができるのがトロッコ嵯峨駅~亀岡市トロッコ亀岡駅まで運行する「嵯峨野トロッコ列車」です。
ディーゼル機関車に引かれたレトロな車両は、独特な揺れをしながら保津峡の紅葉をゆったりと楽しむことができます。
保津峡には、モミジ・カエデ・イチョウ・ウルシなどが分布し、臨時列車が運行され、沿線がライトアップされます。
片道7.3km、約25分の道のりで、ビューポイントでは徐行運転が行われます。
また、嵯峨野トロッコ列車はライトアップ・臨時列車を紅葉の時期に運行しています。
日程・・・2021年10月15日~12月29日 16:30~最終列車 運休日あり
トロッコ列車は、全席指定席です。
運行時刻など、料金などは嵯峨野トロッコ列車のホームページからご確認ください。
嵯峨野で紅葉を楽しんだ帰りには、当店にお立ち寄り下さいませ。
当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。
是非一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。
皆様のご来店心よりお待ちしております。