ブログ京都本店

2019.9.29

新生姜の本当の旬は夏ではなく秋?

新生姜の本当の旬の時期を、みなさまご存知でしょうか?辛味が少なく、マイルドな味わいを楽しむことができる新生姜の旬の時期は、ハウス栽培と路地栽培とで異なっているのです。

本日は、「新生姜の本当の旬の時期」についてお話させていただきたいと思います。

新生姜の旬の時期は夏ではなく秋

新生姜
辛味がマイルドな新生姜は、食べることができる旬が決まっていますよね。お寿司に欠かせないガリなどにも使用される新生姜は、夏に多く出回っているイメージがあるかもしれませんが、実は新生姜の旬の時期は秋なのです。確かに、夏にも多くの新生姜が出回りますが、そのほとんどはハウス栽培されたものなのです。
新生姜の本来の旬の時期は11月で、4月ぐらいにタネとなる根生姜を植えます。その一方で、ハウス栽培のものは12月~1月頃にタネとなる根生姜を植えて栽培していきます。

いろいろな生姜の種類について

そもそも、新生姜とは一般的に多く使用されてる茶色いヒネショウガと比べて辛さがマイルドで、瑞々しいのが特徴です。新生姜は、植付けに使用したヒネショウガの上の部分にできた根の部分なのです。
ヒネショウガとは繊維質がしっかりとしていて、辛味が強いのが特徴です。いわゆる普通の生姜のことで、これは新生姜を一定期間貯蔵されてから出荷されるものなのです。

また、他にも「葉生姜」や「矢生姜」という種類のものもあります。葉生姜とは、新ショウガが育ち始めて2~3cm程度になった時に葉をつけたま魔の状態で収穫されて出荷されるものです。また、矢生姜は葉生姜よりもさらに早採りしたもので、太陽に当てずに栽培するのが特徴です。出荷する直前に陽を当てることで、茎に赤みがつきます。

美味しい新生姜の見分け方

新生姜
旬のものであればどれも美味しいのは確かですが、その中でも特に質の良い新生姜の見分け方をご紹介したいと思います。
まずチェックしたいのが、全体的に色が薄くてみずみずしいかどうかです。さらに、表面にハリやツヤがあるものを選ぶようにしましょう。ちなみに、早獲れのものは、茎の部分が鮮やかな赤色をしているものがおすすめです。

また、正しい保存方法をすることも大切です。普通の生姜に比べて新生姜は水分を多く含んでいるため、長期保存には向いていません。ですので、購入したら早めに食べきりましょう。

これから本当の旬を迎える新生姜。ぜひ、ご家庭でも味わってみてはいかがでしょうか?

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。

ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。

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