ブログ京都本店

2019.7.26

生酒とは?一般的な日本酒との違いについて

生酒とは、通常行われる加熱処理が一度もされていないフレッシュな風味が特徴のお酒のことで、冷やして飲むのに適していると言われています。一般的にはお酒を造る工程で「火入れ」と呼ばれる加熱処理がされるのですが、生酒に関してはその工程がされていないのです。

本日は、生酒についてお話させていただきたいと思います。

生酒とは?

生酒
冒頭でご紹介した通り、生酒とは通常は行われる「火入れ」という加熱処理がされていないお酒のことを言います。「火入れ」とは、日本酒の品質を保つために行われるもので、これによって日本酒の保存期間が長くできると言うわけです。逆に、火入れがされていない生酒を保存できる期間は短く、製造されてから約8か月だとされています。

そもそも日本酒は、米・麹・水がアルコール発酵することによってできるもので、その際にできるドロッとした醪(もろみ)を絞ることで、いわゆる日本酒が出来上がります。
通常日本酒が作られる際は、腐敗や劣化を防ぐために、一度か二度ほど約60度の加熱処理が行われます。このように加熱処理を行うことで、日本酒を熟成させる酵素を停止させ、日本酒の状態を安定させると共に、品質を保つことができるのです。

生酒の楽しみ方

生酒
一言で「日本酒」と言っても、その種類はかなりの数がありますよね。それぞれ異なった個性を持っているので、冷やすのかそれとも温めるのかなど、一番適した飲み方で楽しみたいものですよね。

先ほども触れたように、フレッシュな味わいが魅力的な生酒は、冷やして飲むのが最もおすすめな楽しみ方です。さっぱりとした冷ややっこや新鮮な刺身などとの相性が抜群なので、お酒のお供に用意してみてはいかがでしょうか?!

生酒の保存方法について

加熱処理がされていない生酒は、非常にデリケートですので、特に夏の暑い時期の取り扱いには注意が必要です。
基本的には、日本酒の酵母や微生物の活動を極力抑えるために、冷蔵庫での保管が推奨されています。高温多湿な環境に置いておくと、酵母や微生物の活動が活発になるため、劣化が早まってしまうのです。

また、生酒は鮮度が命ですので、開封後は早めに飲み切るようにしましょう。

一般的な日本酒は年間を通して楽しむことができますが、生酒に関しては旬の時期があり、それは冬から春にかけての時期だとされています。
加熱処理がされていないデリケートは生酒は、通常の酒屋さんやスーパーなどではほとんど取り扱いはないため、手に入れるのは蔵元から取り寄せる必要があります。ぜひ、興味がある方は予約をしておくことをおすすめします。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。

ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。

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