ブログ京都本店

2020.9.4

醍醐寺万灯会

醍醐寺で営まれる「醍醐寺万灯会(だいごじまんとうえ)」。このイベントは毎年8月5日に行われており、境内では日没から1000を超える提灯や灯篭が灯されます。
本日は「醍醐寺万灯会」についてお話しをさせていただきたいと思います。

醍醐寺について

醍醐寺について
醍醐寺といえば、豊臣秀吉の「醍醐の花見」が行われた地として有名ですね。
広大な境内地にそびえ立つ国宝「五重塔」は醍醐天皇のご冥福を祈るため朱雀天皇が起工し、天暦5年(平安時代)今から約1100年以上前に完成したものであり、京都府最古の木造建築物で世界文化遺産にも登録されています。
醍醐寺は空海の孫弟子理源大師聖宝が醍醐山上に草庵を営んだことから始まりました。後に醍醐天皇、朱雀天皇、村上天皇のご信仰がよせられ、907年には醍醐天皇の御願により薬師堂が建立され、926年には釈迦堂が建立され、以降も引き続くように整っていったと言われています。
醍醐寺は真言宗小野流の中心として仏教史において重要な地位を占める他、政治の中心にあった人達との交渉も深かったことで知られています。
この歴史深い醍醐寺では、木の文化、紙の文化の伝承の宝庫となっています。また、長年に渡り守り続けられてきた寺宝のうち、国宝75,537点・重要文化財430点が国の指定を受けており古都京都の文化財として世界文化遺産に登録されています。

醍醐寺万灯会

醍醐寺万灯会について
醍醐寺万灯会では各家の御先祖と精霊を供養し、命の尊さに心を寄せるために営まれるイベントです。日没から参道には数多くの提灯や灯篭が置かれ、幻想的な風景が広がります。
奉納された提灯や灯篭が灯される中で精霊供養法要やお施餓鬼供養が行われ、当日は国宝である金堂や五重塔などがライトアップされます。
また地元の子供達が描いた作品も並び、ご家族連れなどで賑わいます。

醍醐寺にそびえ立つ五重塔は、応仁の乱で醍醐山が焼けた際に唯一残った建物です。ご機会があれば幻想的な雰囲気を堪能し歴史を感じながら、ご先祖様に感謝と祈を捧げてみてはいかがでしょうか。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。

ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。

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