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野宮(ののみや)神社
京都嵯峨野にある野宮(ののみや)神社は、平安時代初期から続く由緒ある神社です。
野宮神社は、「竹林の小径」の中にあり、嵐山の縁結びパワースポットとして有名です。
本日は、嵐山の野宮神社についてお話させていただきたいと思います。
嵯峨野嵐山の野宮神社は縁結びのパワースポット
野宮神社は、嵐電「嵐山駅」から徒歩すぐと、とても行きやすい場所です。
かつて、天皇の代わりに神にお仕えするために、未婚の皇女または女王から選定された斎宮(さいぐう)が、「伊勢神宮」に派遣される慣習がありました。
このとき、伊勢神宮へ行く前に身を清めた「野宮」に由来している神社のようです。
「源氏物語」の中でも、斎宮に選ばれた皇女について描かれていて、その身を清めた野宮神社についても書かれているそうです。
野宮神社には、「良縁」「子宝」「学問」の神様が祀られていますが、その中でも縁結びのご利益は「野宮大黒天」の神様になります。
本殿の右側奥に進むと「野宮大黒天」が祀られています。
野宮神社最大のパワースポットが、野宮大黒天の側にある「亀石」です。
まるで亀のようなずんぐりとした形がユニークな亀石ですが、参拝後に、縁結びのお願い事を唱えながら亀石をさすれば、1年以内にそのお願い事が叶うといわれています。
「竹林の小径」の中にある野宮神社
嵐山は、風光明媚な景色が楽しめるとして人気がありますが、嵐山のシンボルである渡月橋と並んで人気なのが「竹林の小径」です。
ひんやりと涼しい「竹林の小径」の中になるのが野宮神社です。
野宮神社から天龍寺の北側を通り、大河内山荘庭園まで約400mにわたって大空まで高く伸びた数万本の竹の林が続きます。
夏場は、特にサラサラと音を立てて揺れる竹の動きに涼を感じられます。
観光用の人力車に乗って、竹林の散策コースを巡ることもできます。
竹林の小径は、人気スポットのため観光客も多くいらっしゃいます。
喧騒を避けるためには、早朝や夕方にお出かけになるのをおすすめいたします。
竹林と言えば、当店には竹を植えてあるシンプルな中庭がございます。
少しは、“竹林”のイメージを感じていただけるのではないかと思っております。
店内には、目の前にお庭の見えるカウンターのお席があります。
他のお席よりも少し照明が暗く雰囲気も落ち着いているため、お食事終わりに眺めながら過ごされるお客様も多くいらっしゃいます。
静かに、竹林の雰囲気を味わうためにも、当店に足を運んでいただきゆっくりと過ごしていただけたらと思います。