ブログ渋谷

2021.12.2

西京味噌(さいきょうみそ)

皆さま、寒さが一段と増してきましたね。

体を冷やしていませんか?

実は、体を中から温めるには味噌がいいんです。

本日は、「西京味噌」についてお話をさせていただきたいと思います。

 

西京味噌とは、どんな味噌?

西京味噌

米味噌に米の麹をたっぷりと使い、こっくりと甘口で薄塩の味わい、美しい淡黄色をしているのが“白味噌”です。

 

西京味噌の「西京」は、明治維新により都が江戸へ遷都され「東京」となり、京都をそれに対し「西京」とも呼んだことから、京都の白味噌は「西京味噌」と呼ばれるようになりました。

ですから、白味噌=西京味噌なのですが、京都府味噌協同組合では、西京味噌の定義が定められています。

以下の条件を満たしたものを西京味噌とされています。

  • ・組合が認定する材料を使用している
  • ・京都府内で生産されている
  • ・組合から品質認定を受けている
  • ・低塩の甘口の白味噌である

西京味噌は、発酵熟成期間が短く、米麹の分量が多いので甘い、ほかの味噌に比べて塩分濃度が低いのが特徴です。

 

味噌は体を温めます

白みその味噌汁

“味噌”には、体を温める効果があります。

原料である大豆の発酵をさせた食品の味噌には、この寒い時期こそ摂ってもらいたい商品です。

・消化吸収されやすい状態で酵素を含んでいるため、代謝促進効果が期待できる

・アミノ酸やビタミン類が多量に生成され、必須アミノ酸8種類が含まれている

・ビタミンB群やカルシウム・マグネシウム・鉄などのミネラル類が含まれている

・アルカリ性なので血液をサラサラにし、血の巡りを良くしてくれる

・適度な塩分も含まれ、腸内環境を整えたり、カラダを温めたりする働きがある

 

と、これだけのパワーのある味噌を摂る方法として最も一般的なのは味噌汁ですよね?

味噌汁は、当然ながら温かい飲み物ですから、温め効果があります。

できれば、朝に摂ってもらうのがおすすめです。

というのも、朝は一番体温が低い時ですので、体を温めることができますし、朝は一番体温が低い時ですし、体のエネルギーを作るために必要な栄養素であるビタミンB1やタンパク質が含まれています。

味噌の中でも炭水化物が多いのが西京味噌です。

さらに、具沢山の味噌汁にすれば、元気に一日を過ごすためエネルギーをチャージできますね。

 

朝は一番体温が低い時ですし、元気に一日を過ごすためにエネルギーが必要ですから、温かい具だくさんお味噌汁でエネルギーをチャージできます。

 

銀鱈の西京焼き 京都瓢斗料理長 簡単和食レシピ

お味噌汁だけでなく、西京味噌をお料理にも使っていただきましょう。

これから冬にかけて旬を迎える銀鱈、脂が乗って美味しい季節です。

3日間漬け込んで作る西京漬けレシピのご紹介です。

 

【材料】

  • ・銀鱈 60g
  • ・西京味噌 200g
  • ・酒 10g(小さじ2杯)
  • ・みりん 10g(小さじ2杯)
  • ・塩(下味用に少々)

【作り方】

1.銀鱈を1cmほどの厚みに切ります。

2.塩を振って、下味をつけます。裏返し、反対側にも塩を振ります。

3.西京味噌に、酒、みりんを入れスプーンなどでよく混ぜます。

4.しっかり混ざったら合わせた味噌の半分をバットに入れ均等になるように広げます。

5.銀鱈を上にのせて、上から残りの味噌をかぶせ、均等になるようにヘラでなじませます。

6.冷蔵庫で銀鱈を3日間漬け込みます。

7.魚を味噌から取り出し、キッチンペーパーなどで味噌をふきます。

8.魚に櫛を刺して焼きます。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。

ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。

 

皆様のご来店、心よりお待ちしております。
 

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