ブログ渋谷

2020.2.24

旬の伝統野菜 鮎河菜(あいがな)

鮎河菜は滋賀県の伝統野菜でまもなく旬を迎える食材です。あまり全国的に出回っていない為見たこともない方が多いのではないでしょうか?柔らかい葉で、生で食べることもでき様々なお料理に使える万能野菜です。
本日は、旬の「鮎河菜」についてお話しさせていただきたいと思います。

鮎河菜とは

鮎河菜について
「鮎河菜」は滋賀県の伝統野菜でアブラナ科菜の花の一種です。平安時代から栽培されており知る人ぞ知る伝統的な野菜なのです。見た目は菜の花と似ていて、蕾から葉まで食べることができます。柔らかい葉で、絶妙な甘みと苦味がありアクが少ない事が特徴なのですが、菜の花より葉が大きく、苦味はありません。
9月に種を撒き主な収穫時期は3月〜4月頃で、春野菜の一つとして楽しむことができます。収穫の際は全体的に獲るのではなく、食べ頃で良い状態の物をひと茎づつ切り取って収穫しています。手作業で行っているようなので重労働なのが伝わってきます。獲れたての「鮎河菜」にかぶり付いて食べると、とても甘く美味なようです。一度獲れたての鮎河菜を食べてみたいですね。

「滋賀県甲賀市土山町鮎河」という集落で昔から自家用に栽培され食べられていますが、現在も近隣の地域で売り出しているものの、全国的には出回っておらず大変珍しい野菜です。また、「鮎河菜」という名前はこの地名からきているようです。

栄養価は菜の花と似ていて、ビタミンをはじめBカロチン・カルシウム・鉄分・マグネシウム・リン・カリウムなどが豊富に含まれています。

鮎河菜料理について

鮎河菜料理について
「鮎河菜」はクセがないので、様々なお料理に組み合わせることができます。
例えば、おひたし・漬物・天ぷら・炒め物・パスタの具材として入れても相性が良く、上品な仕上がりになります。和食でもイタリアンでもどんなお料理にも合うところが万能的です。鮮度が落ちやすいので、手に入った際はなるべく早く召し上がることをお勧めします。

茎の部分は生でも味わえますが、少々硬めなので気になる時は一度湯がいてから調理すると良いでしょう。通常は冷蔵庫で保存しますが、湯がいてから冷凍保存することができます。

機会がありましたら是非、旬の「鮎河菜」を味わってみてはいかがでしょうか。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。
ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。

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