ブログ渋谷
柏餅
子供の日に欠かせない柏餅。なぜ子供の日に食べるのか、みなさまご存知でしょうか?
本日は「柏餅」についてお話しをさせていただきたいと思います。
柏餅について
柏餅は平たく丸めた餅に餡を包んだ、日本の伝統的な和菓子。中身は「こしあん」「つぶあん」「みそあん」がベースとなっており、近年では通年スーパーなどで売られています。日本人にとっては子供の日に食べる和菓子として馴染みがありますね。
そこで、柏餅についている”かしわの葉”にはどんな効果があるのかご存知ですか?かしわの葉にはオイゲノールという成分が含まれており、防腐・抗菌効果の作用があることから柏餅を美味しく食べられるように鮮度を保つ役割をしているのです。
またかしわの葉の独特な香りには、自律神経を刺激し精神を安定させる作用があります。一見飾りのように見えますが、実は様々な役割を果たしていることが分かりますね。
葉っぱはあくまでも柏餅を美味しく食べるためのものなので、柏餅と一緒に食べると苦味があります。柏餅を食べる際は葉っぱは取って召し上がっていただくことをお勧めします。
子供の日に食べる理由
もともと子供の日(端午の節句)は中国から伝来した行事であり、手のひらのような形をしたかしわの葉は餡を包んでいる姿が拍手をしている様子と似ていることから武家の子供の武運を祈願していたといいます。柏餅を縁起物として食べるようになったのは江戸時代のこと。かしわの木は縁起物とされ春の新芽が出る時期まで葉を落とすことがなく、木から葉が落ちないことから”家系が絶えない”・”子孫繁栄”という意味を結びつけ、子供の日では子供の健やかな成長を願って柏餅を食べるようになったといわれています。
子供の日は一年の中で柏餅が主役となる日でもあります。
ご機会があれば是非、手作りの柏餅でお祝いしてみてはいかがでしょうか?
YouTubeで柏餅のレシピを公開しております。是非ご覧くださいませ。
当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。
ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。