ブログ渋谷
金王八幡宮例大祭(渋谷)
みなさま、毎年9月に行われる渋谷で最大の祭り金王八幡宮例大祭をご存知でしょうか?
青山及び渋谷氏子区域の祭礼で、五穀豊穣や無病息災を祈願して約900年以上続いています。
本日は、渋谷の金王八幡宮例大祭についてお話をさせていただきます。
国際性豊かな渋谷最大のお祭り 金王八幡宮例大祭
「金王八幡宮(こんのうはちまんぐう)例大祭」は、青山、渋谷区域の祭礼として行われ、五穀豊穣・街の繁栄・氏子崇敬者の無病息災を祈願して9百年以上続けられてきた伝統的な行事です。
金王八幡宮は、鎌倉街道(現・八幡通り)大山道(現・青山通り、道玄坂)を中心とする青山、渋谷の総鎮守として現在も数多くの崇敬を集めています。
毎年九月の第三土日の2日間、各町会には神酒所が設けられ、各町の御神輿が渋谷の街を練り歩きます。
金王八幡宮例大祭での神輿の担ぎ手は、渋谷という国際都市ならではで、国籍問わずいろんな国の人がかついでます。
祭りの最高潮の盛り上がりとなるのが、各町会から参加した14基の神輿が集結し、一斉に担ぎ上げられる連合渡御です。連合渡御は、渋谷地区では道玄坂109前で、青山地区では表参道と246の交差点付近で行われます。
金王八幡宮は、渋谷という大きな繁華街にありながら、すぐ近くに高層ビルがありながらも、緑豊かで静かな場所に江戸時代に春日局が寄進したという彩色の美しい社殿や神門があります。
金王八幡宮例大祭の期間中には、神社境内には露天商が軒を並べ、神楽殿では里神楽などの催し物が行われます。
こうした渋谷・青山の人々が心待ちにしているお祭りですが、昨年は新型コロナウィルス感染防止のため中止となりました。
この投稿をInstagramで見る
2021年金王八幡宮例大祭
本年の金王八幡宮例大祭も、一般の方の参加はできなくなりました。
「新型コロナウイルス感染症が未だ終息の見通しが立たない状況に鑑み、9月14日の大祭祭典は、厳粛に斎行し、神輿渡御・境内での奉納行事などの神賑行事及び露店は中止といたします。」とすでに発表されています。
ただし、大祭祭典は、神社役員のみの参列で奉仕されるとのことです。
【URL】金王八幡宮公式サイト
来年は、皆で集まって、神輿渡御などの行事を行えるようになりたいですね。
そうした時が来るのを心待ちにしています。
金王八幡宮では、新型コロナウイルス感染症の拡大防止•早期終息を祈願し、疫病退散神符を頒布されています。
お祭りに参加できずにがっかりしている方は、こちらをお祀りしてみてはいかがでしょうか?